精選版 日本国語大辞典 「山桃の選り食い」の意味・読み・例文・類語 やまもも【山桃】 の 選(え・よ)り食(ぐ)い ヤマモモを食べる時に、初めはよさそうなものから選んで食べるが、少なくなるにつれて選り好みをしなくなり、結局は一つも残さず食べてしまうということ。転じて、遅かれ早かれ帰するところは同じであることのたとえ。炒(い)り豆のえりぐい。[初出の実例]「やまもものえりくひなれやとしをそし誰か身ひとつせに残るべき」(出典:狂歌・吾吟我集(1649)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例