山田為正日記(読み)やまだためまさにつき

日本歴史地名大系 「山田為正日記」の解説

山田為正日記
やまだためまさにつき

六冊

原本 神奈川県山田家

解説 鹿児島藩主島津斉彬の側近で江戸詰役人(定府)山田為正の残した日記。斉彬の領内巡視に随行した折の嘉永四年・同六年の巡見御供日記(二冊)参勤交代に随行したときの同五年・同七年の参府御供日記(二冊)と同六年の帰国御供日記(一冊)、同四年の花尾神社参詣御供日記(一冊)が知られる。藩主の動静や起こった出来事見聞・体験したこと、旅中の家族や知人との交渉など一日ごとの記録は公私にわたって詳細である。

活字本 鹿児島県史料「斉彬公史料」四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android