動静(読み)ドウセイ

デジタル大辞泉の解説

どう‐せい【動静】

[名](スル)
物事の動き。ありさま。ようす。「動静を探る」「天下の動静
行動したり、行動せずにじっとしていたりすること。
「時に随って―するが政事家の活手段」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

どうせい【動静】

物事の動き。行動のありさま。様子。 「敵の-を探る」 「政局の-を見守る」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

どう‐じょう ‥ジャウ【動静】

〘名〙 (「じょう」は「静」の呉音)
※梵舜本沙石集(1283)四「動静(どうじゃう)一致にして、法界性を全くす」
※雑談集(1305)四「語黙動静(ドウジャウ)躰安然也」

どう‐せい【動静】

〘名〙
① (━する) 動くことと静かなこと。事あることと事なきこと。また、行動したりしなかったりすること。どうじょう。
※本朝文粋(1060頃)三・弁散楽〈秦氏安〉「動静治乱之不同。声之所和謂之楽
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影「時に随って動静(ドウセイ)するが政事家の活手段ぢゃ」
② 物事の動き・状態。有様。様子。どうじょう。
※玉葉‐治承五年(1181)四月二二日「凡近日之風聞、朝暮有変、遂其動静如何」
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉二「間諜を用ひて世情の動静を探索するは」 〔六韜‐虎韜・動静〕
③ たちいふるまい。動止。
文徳実録(879)序「動静由衷、毛挙無失」 〔礼記‐楽記〕

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