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公私 オオヤケワタクシ

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デジタル大辞泉の解説

おおやけ‐わたくし〔おほやけ‐〕【公私】

公に関することと私に関すること。こうし。
「左の大臣も、―、引きかへたる世の有様に」〈・賢木〉
朝廷と民間。朝野。
「かくて今は御禊、大嘗会など、―の大きなる事におぼし騒ぐに」〈栄花・日蔭のかづら〉
表向きと内輪。
「―おぼつかなからず」〈・三一〉

こう‐し【公私】

おおやけとわたくし。公的な事と私的な事。「公私のけじめ」「公私にわたる」「公私混同」

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世界大百科事典 第2版の解説

こうし【公私 gōng sī】

中国において,古代より論議され続けてきた対立的命題。江戸期の荻生徂徠は次のように明解に定義する。〈公なるものは私の友なり。衆の同じくする所,これを公といい,己の独りもっぱらにする所,これを私という〉(《弁名》)。公・私が指す内容は時代,学派,思想家によって揺れがあるが,両者の対立はひとまず公共的・共同体的価値と個人的価値との対立に置きかえることができよう。しかし中国では,個があってこそ全体が成立しうるという発想をとらず,個が存在しうるのは全体があるからだと考えるので,公志向がきわめて強く,公共的なものへと開かれない個人的諸価値は,おしなべて私=利己主義(エゴイズム)と呼ばれて排斥された。

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大辞林 第三版の解説

こうし【公私】

おおやけ事とわたくし事。公共や公務に関することと私的なこと。 「 -を混同する」

出典|三省堂
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