日本歴史地名大系 「山田野新村」の解説 山田野新村やまだのしんむら 富山県:西礪波郡福光町山田野新村[現在地名]福光町竹林(たけばやし)竹林新村の南西にある。元和四年(一六一八)の村立てで近世初頭に開村されたという(「当組中昔出来村」菊池家文書)。正保郷帳で宗守(むねもり)村に一括されて高付されている山田新村は当村をさすか。明暦二年(一六五六)の村御印留に山田野新村とあり、草高三〇八石余、免三ツ。寛文一〇年(一六七〇)の村御印でも草高・免は同じで、同二年の新田高は三五石(三箇国高物成帳)。同三年の川西家高付帳(川合家文書)によれば広瀬舘村四郎兵衛組に属し、役家数五(うち一は村肝煎家)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by