竹林新村(読み)たけばやししんむら

日本歴史地名大系 「竹林新村」の解説

竹林新村
たけばやししんむら

[現在地名]福光町竹林

宗守むねもり村の南西にある。寛文二年(一六六二)山田野やまだの新田開発によって成立した新村(出来新村・退転村記申帳)。同七年の草高二二三石余、免二ツ五歩(三箇国高物成帳)。寛政四年(一七九二)の大西先組覚帳(福光町立図書館蔵)によれば家数六二(うち頭振三)・人数三五四(うち頭振八)。文政八年(一八二五)には太美組、天保一〇年(一八三九)以後は山田組に属した。嘉永六年(一八五三)の村鑑帳(菊池家文書)では草高四七〇石、ほかに三二〇石(免一ツ六歩)と組高帳不入の元禄一三年(一七〇〇)の畑開高一三石余が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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