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山田長兵衛 やまだ ちょうべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山田長兵衛 やまだ-ちょうべえ

?-? 江戸時代中期の殖産家。
越中湯山村(富山県東礪波郡(ひがしとなみぐん)庄川町)の庄屋。天明(1781-89)のころ紀伊(きい)熊野新宮(和歌山県)から杉苗をとりよせ植林した。文政のころには良木にそだち,湯山杉としてひろく知られた。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山田長兵衛

生年:生没年不詳
江戸中期の篤農家,植林功労者。越中国(富山県)礪波郡湯山村の代々肝煎役を務めた家に生まれる。同村の源蔵が諸国巡礼のおり,熊野新宮より数本の杉苗を持ち帰ったのを,長兵衛が植え育てた。鍬崎山の麓の同村小字小原などでは特に地味に合いよく育って普及し,良質の小原杉の名を生んだ。約200年後の明治16(1883)年,この山林を農商務卿西郷従道が賞し,故長兵衛に褒詞と銀盃を贈った。特産物の伝播が明らかになる珍しい例である。

(高瀬保)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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