日本大百科全書(ニッポニカ) 「山科家文書」の意味・わかりやすい解説 山科家文書やましなけもんじょ 山科家に伝来した古文書。現在その大部分が国立公文書館に所蔵され、3軸・4冊にまとめられている。およそ200点あり、時期は平安時代から安土(あづち)桃山時代に及ぶ。家領・内蔵寮(くらりょう)関係の史料として重要。また成簣堂(せいきどう)文庫(お茶の水図書館)にも、鎌倉時代後期の文書3点が所蔵されている。[志賀節子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例