山籠(読み)やまごもり

精選版 日本国語大辞典 「山籠」の意味・読み・例文・類語

やま‐ごもり【山籠】

  1. 〘 名詞 〙 山中に閉じこもること。山中で隠遁生活をすること。山寺などにこもって仏道修行をすること。
    1. [初出の実例]「十二年の山こもりしてなん、久しうきこえざりつる」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六九三・詞書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山籠の言及

【学侶】より

…いずれも最高位の検校(けんぎよう)にまで昇進できる。学侶の位階は大法師,入寺,三昧,山籠,阿闍梨と進むが,﨟次(ろうじ)に従うのを原則とし,途中学道3年目から加入するのを横入(おうにゆう)と称した。﨟次に応じて年俸や供料がついた。…

※「山籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む