デジタル大辞泉 「山隠る」の意味・読み・例文・類語 やま‐がく・る【山隠る】 [動ラ四]山に隠れる。山の陰に入る。「置目もや淡海の置目明日よりはみ―・りて見えずかもあらむ」〈記・下・歌謡〉[動ラ下二]に同じ。「―・れ消えせぬ雪のわびしきは君まつの葉にかかりてぞ降る」〈後撰・恋六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「山隠る」の意味・読み・例文・類語 やま‐がく・る【山隠】 [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 山に隠れる。山に隔てられて見えなくなる。山に入りこもる。みやまがくる。[ 2 ] 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。[初出の実例]「山かくれ消えせぬ雪のわびしきは君まつの葉にかかりてぞふる〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋六・一〇七三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例