日本大百科全書(ニッポニカ) 「山麓階」の意味・わかりやすい解説 山麓階さんろくかい 小起状の侵食平坦(へいたん)面が階段状に形成された地形。下位の侵食平坦面は上位の面に谷に沿って入り込んでいるために両者の境界は複雑な山麓となる。秩父(ちちぶ)山地、北上山地などがその例とされている。ただ、この用語は現在ではあまり使用されていない。[赤木祥彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例