岡敬純(読み)オカ タカズミ

20世紀日本人名事典 「岡敬純」の解説

岡 敬純
オカ タカズミ

大正・昭和期の海軍中将



生年
明治23(1890)年2月11日

没年
昭和48(1973)年12月4日

出生地
山口県

出身地
東京・牛込

学歴〔年〕
海兵(第39期)〔明治44年〕卒,海大〔大正12年〕卒

経歴
大正12年潜水学校教官、13年フランス、14年トルコに駐在。帰国後、第1潜水隊付、呂61潜水艦長。昭和2年軍令部出仕、6年ジュネーブ軍縮会議随員、11年「迅鯨」艦長、13年海軍省軍務局第1課長。14年軍令部情報部長、少将。15年軍務局長。17年中将。19年に海軍次官。同年9月、鎮海警備府長官、20年6月予備役。戦後23年11月、極東裁判でA級戦犯となり終身禁錮の判決を受けたが、29年10月、病気のため仮出所、31年釈放された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡敬純」の解説

岡敬純 おか-たかずみ

1890-1973 大正-昭和時代前期の軍人
明治23年2月11日生まれ。潜水学校教官,国際連盟日本代表部勤務などをへて,昭和15年海軍軍務局長。17年中将,19年海軍次官となる。この間,日独伊三国同盟締結,南進政策実施などをすすめた。戦後A級戦犯となったが,29年釈放された。昭和48年12月4日死去。83歳。山口県出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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