岡出幸生(読み)オカイデ ユキオ

20世紀日本人名事典 「岡出幸生」の解説

岡出 幸生
オカイデ ユキオ

大正・昭和期の農学者 元・三重大学学長。



生年
明治21(1888)年2月8日

没年
昭和37(1962)年5月25日

出生地
三重県津市

学歴〔年〕
東京帝大農科大学〔大正3年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和18年〕

経歴
福島県技師、同県農事試験場長、農商務省技師、京都帝大講師、台湾総督府糖業試験場長となった。昭和18年「台湾甘庶品種ニ関スル研究」で農学博士。戦後24年三重大学初代学長、後名誉教授農業経営の合理化が研究分野だが、作物栽培の技術の面、特に甘庶や砂糖の研究で有名。著書に「農業要覧」「甘庶及砂糖ニ関スル研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡出幸生」の解説

岡出幸生 おかいで-ゆきお

1888-1962 大正-昭和時代の農学者。
明治21年2月8日生まれ。農商務省技師,台湾総督府糖業試験場長,陸軍司政長官などをつとめる。昭和24年三重大初代学長となる。作物栽培,とくにサトウキビの研究で知られた。昭和37年5月25日死去。74歳。三重県出身。東京帝大卒。著作に「農業要覧」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android