岡村健二(読み)オカムラ ケンジ

20世紀日本人名事典 「岡村健二」の解説

岡村 健二
オカムラ ケンジ

昭和期の機関技師 元・菱和海洋開発社長;元・海洋科学技術センター理事。



生年
大正1(1912)年12月8日

没年
平成1(1989)年1月15日

出生地
新潟県

学歴〔年〕
東京帝大工学部〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和30年〕,毎日工業賞〔昭和37年〕,勲三等瑞宝章〔昭和58年〕,国際燃焼機関会議ゴールドメダル

経歴
昭和27年三菱日本重工業東京製作所生産部長、54年菱和海洋開発社長。日本機械学会副会長、日本ガスタービン学会長、日本内燃機関連合会長、国際燃焼機関会議(CIMAC)日本代表、海洋科学技術センター理事などを歴任。独自の内燃機関を開発、後にハイドロフォイル船主機関に発展させた。また海洋開発の学識者としても活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡村健二」の解説

岡村健二 おかむら-けんじ

1912-1989 昭和時代の機械技術者。
大正元年12月8日生まれ。昭和9年三菱航空機(同年三菱重工業と合併)にはいり,39年技術管理部長となる。54年菱和海洋開発社長。高速ディーゼル機関を製作。日本ガスタービン学会会長,海洋科学技術センター理事をつとめた。平成元年1月15日死去。76歳。新潟県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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