日本歴史地名大系 「岡村新田」の解説 岡村新田おかむらしんでん 新潟県:長岡市岡村新田[現在地名]長岡市大島新(おおじましん)町四丁目・緑(みどり)町一―三丁目信濃川左岸に沿い、本大島(もとおおじま)村の南東に接し、北山(きたやま)村新田との間にあったが、元治元年(一八六四)三月の信濃川洪水で全村ほとんど決壊流失し、そのため小沢(こざわ)村を挟んだ飛地に移転した。本大島村の枝郷。開発者の岡助左衛門はもと上野国大胡(おおご)(現群馬県勢多郡大胡町)で牧野家に仕えたが、牧野氏の長岡移封に従って来越し、のち帰農して当地を開発。その姓を村名とし、草創者として庄屋となった。助左衛門はその後下山(しもやま)村へ移住し、広江家がこれに代わった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報