岡部忠蔵(読み)おかべ ちゅうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡部忠蔵」の解説

岡部忠蔵 おかべ-ちゅうぞう

1822-1865 幕末武士
文政5年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。大番頭(ばんがしら)から文久3年大寄合頭にすすむ。元治(げんじ)元年藩主徳川慶篤(よしあつ)の命をうけ京都にでむき,関白二条斉敬(なりゆき)に攘夷(じょうい)鎖港を進言する。佐幕派の市川三左衛門らによる藩政変革で,幕命により投獄され元治2年1月26日獄死。44歳。名は以忠。通称ははじめ荘八。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android