岩村神社(読み)いわむらじんじや

日本歴史地名大系 「岩村神社」の解説

岩村神社
いわむらじんじや

[現在地名]岩村町 若宮

旧町人町のした町と土手下どてしたの境をなす桝形ますがたから南に行ったところにあり、後鳥羽上皇の謀臣従三位参議左中将藤原(一条)信能を祀る。一条信能は承久の乱の首謀者の一人として捕縛され、遠山景朝に伴われてこの地へ送られ、承久三年(一二二一)八月一四日三二歳で斬られた。その墓に小社を建てて霊を祀り、若宮社、若宮八幡と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 土手下 桝形

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