岩粉棚(読み)がんぷんだな(その他表記)rock dust barrier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩粉棚」の意味・わかりやすい解説

岩粉棚
がんぷんだな
rock dust barrier

坑内爆発の伝播を防止するため,炭鉱の坑道に設けた岩粉を積載する棚。炭鉱では,坑内の作業区域の出入口付近その他必要な個所に,場所に応じて坑道平均横断面 1m2につき 0.4~0.1m3以上の岩粉を積載する岩粉棚を設けなければならない。この岩粉を防爆岩粉と呼び,通常は石灰石の微粉末を用いている。万一坑内爆発が発生すると,そのショックで棚上の岩粉が飛散し坑道が濃厚な岩粉雲で満たされ,爆発の火炎がこれによって冷却され,その伝播が止まる。岩粉は吸湿して固まってしまうと効果がないので,防湿加工した岩粉,あるいは防湿袋に入れた岩粉を使うこともある。岩粉の代りに水を用いてもよい。 (→水棚 )

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