岩野木村(読み)いわのきむら

日本歴史地名大系 「岩野木村」の解説

岩野木村
いわのきむら

[現在地名]三郷市岩野木、千葉県流山市

幸房こうぼう村の東に位置する。東は江戸川に臨み、対岸(現流山市)に隣接して飛地がある。村内を大場おおば川と不動ふどう堀が並行して南流する。田園簿では幸房村に含まれていたと思われ、延宝元年(寛文一三年、一六七三)検地の際に分村したというが(風土記稿)、元禄郷帳では幸房村・岩野木村と併せて記される。天保郷帳で一村として高付され高二七石余。江戸時代を通じて幕府領であったと思われる(「風土記稿」・改革組合取調書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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