日本歴史地名大系 「島戸村」の解説 島戸村しまどむら 千葉県:山武郡成東町島戸村[現在地名]成東町島戸真行寺(しんぎようじ)村の北西に位置し、境(さかい)川が流れる。天正五年(一五七七)の原胤家覚書(妙見実録千集記)に千葉妙見社の社領として島戸領がみえる。同一九年の山野辺庄島戸村検地帳(船橋市西図書館蔵)では一四一筆、上田六反余・中田二町五反余・下田三反余、中畠一反余・下畠七反余・下々畠一町一反余、名請人二四、市場(いちば)・八日市場(ようかいちば)などの字名があり、成東村真福(しんぷく)寺領の釈迦免、川崎(かわさき)村浅間(せんげん)社領の宮免が存在する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳によると高一五〇石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by