島津籌峰(読み)しまづ・ちゅうほう

朝日日本歴史人物事典 「島津籌峰」の解説

島津籌峰

没年:明治44.10.9(1911)
生年:文政7.2.7(1824.3.7)
幕末明治期の曹洞宗の尼。諱は越量。伯耆国酒津(鳥取県酒津村)の島津林兵の3女。7歳のとき,自ら釈迦庵(鳥取市の正平寺)の祖倫尼に就いて出家。向学の念やまず,安政3(1856)年には当時高名であった京都養林庵の観光尼に参じ,さらに諸方を行脚して道元の主著『正法眼蔵』の参究に励んだ。のち,指月嶺南の法を嗣ぎ,釈迦庵に帰って住した。多くの修行者を集めて『正法眼蔵』を参究し,また,求めに応じて全国で禅を説いている。

(熊本英人)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「島津籌峰」の解説

島津 籌峰 (しまづ ちゅうほう)

生年月日:1824年2月7日
江戸時代;明治時代の尼僧
1911年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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