島田洋之介(読み)シマダ ヨウノスケ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「島田洋之介」の解説

島田 洋之介
シマダ ヨウノスケ


職業
漫才師

本名
堀 保(ホリ タモツ)

別名
芸名=島田 洋介

生年月日
大正4年 7月5日

出生地
岡山県

経歴
剣劇の島陽之介一座の俳優を経て、昭和32年、妻・清子=芸名・今日規汰代=と漫才コンビを組んだ。当時の芸名は「島田洋介・今喜多代」。小柄な清子の調子よいつっこみと、大柄な島田洋介のおっとりとした受け答えが対照的でユーモラスな笑いを生み、30年代から40年代にかけて茶の間の人気を集めた。49年洋之介と改名。糖尿病の悪化で54年に引退、後進の育成にあたっていた。弟子には今いくよ・今くるよ、島田紳助、B&Bなどがいる。

受賞
上方漫才大賞(第6回)〔昭和46年〕,上方お笑い大賞・功労賞〔昭和59年〕

没年月日
昭和60年 7月20日 (1985年)

家族
妻=今 喜多代(漫才師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「島田洋之介」の解説

島田 洋之介
シマダ ヨウノスケ

昭和期の漫才師



生年
大正4(1915)年7月5日

没年
昭和60(1985)年7月20日

出生地
岡山県

本名
堀 保(ホリ タモツ)

別名
旧芸名=島田 洋介

主な受賞名〔年〕
上方漫才大賞(第6回)〔昭和46年〕,上方お笑い大賞・功労賞〔昭和59年〕

経歴
剣劇の島陽之介一座の役者を経て、昭和32年、妻・清子さん=芸名・今日規汰代=と漫才コンビを組んだ。当時の芸名は「島田洋介・今喜多代」。小柄な清子さんの調子よいつっこみと、大柄な島田洋介さんのおっとりとした受け答えが対照的でユーモラスな笑いを生み、30年代から40年代にかけて茶の間の人気を集めた。49年洋之介と改名。糖尿病の悪化で54年に引退、後進の育成にあたっていた。弟子には今いくよ・今くるよ、島田紳助、B&B(解散)などがいる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android