崎守神社(読み)さきもりじんじや

日本歴史地名大系 「崎守神社」の解説

崎守神社
さきもりじんじや

[現在地名]室蘭市崎守町

現室蘭市北西端、JR室蘭本線崎守駅の西方に位置する。境内大部分は国指定史跡「東蝦夷地南部藩陣屋跡 モロラン陣屋跡」のうちの台場跡・番所跡である。祭神は保食神。例祭日は九月九日。モロラン場所請負人岡田半兵衛により創立されたと伝えるが、創立年不詳(北海道神社庁誌)。一八六八年(慶応四年)七月に箱館八幡宮の分霊を合祀、明治四年(一八七一)当時は室蘭郡鎮守の八幡大神(祭神品陀和気命)とされ、金刀比羅宮・竜神宮、稲荷神社(祭神保食神)を合殿としていた(「室蘭郡引継書類」道立文書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android