崎房村(読み)さきぶさむら

日本歴史地名大系 「崎房村」の解説

崎房村
さきぶさむら

[現在地名]石下町崎房

馬場ばば村の西に所在。南は孫兵衛まごべえ新田・左平太さへいだ新田。寛永一〇年(一六三三)一〇月の下総国大方郡崎房村田畑御縄水帳(秋葉光夫文書)に村名がみえ、「寛文朱印留」によれば下総関宿藩(板倉重常)領。「飯湖新発記」によれば寛文一二年(一六七二)に幕府代官曾根吉広の検地改めがあり、同年には天領と旗本窪田勘右衛門・松本彦太夫・山田太郎右衛門知行地の相給。宝永五年(一七〇八)幕府代官河原正真の検地改めがあった。享保九年(一七二四)の村高九一一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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