巉絶(読み)ざんぜつ

精選版 日本国語大辞典 「巉絶」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぜつ【巉絶】

〘名〙 (形動) (「巉」は山の険しく切り立っているさまの意) 山の険しく切り立っていて人の往来を拒絶すること。また、そのさま。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉五「浸蝕力更に一層、或は奇礁を碁峙せしめ、或は巉絶なる海角を刻出し」 〔李白‐江上望皖公山詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「巉絶」の読み・字形・画数・意味

【巉絶】ざんぜつ

きり立って高い。

字通「巉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android