デジタル大辞泉 「巋然」の意味・読み・例文・類語 き‐ぜん【×巋然】 [ト・タル][文][形動タリ]高くそびえ立つさま。「古の劇場の石壁石柱は―として」〈鴎外訳・即興詩人〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巋然」の意味・読み・例文・類語 き‐ぜん【&JIS989D;然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「巋」は山の高いさまをいう ) 高大で堅固なさま。高くそびえるさま。[初出の実例]「海之東有二山巋然特立者一、俗呼為二築波山一」(出典:空華集(1359‐68頃)一一・築波山詩叙)「巋然として常に二三番を下らなかった」(出典:琴のそら音(1905)〈夏目漱石〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例