高大(読み)コウダイ

デジタル大辞泉 「高大」の意味・読み・例文・類語

こう‐だい〔カウ‐〕【高大】

[名・形動]高くて大きいこと。ぬきんでてすぐれていること。また、そのさま。「高大理想
心事―にして」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高大」の意味・読み・例文・類語

こう‐だい カウ‥【高大】

〘名〙 (形動)
① 高くて大きいこと。また、そのさま。
聖徳太子伝暦(917頃か)下「一百年後、有一愚僧、於彼立寺造像高大也」
太平記(14C後)一八「山は是高大にして動ぜざる形」 〔易経‐升卦〕
② 大げさでぎょうぎょうしいこと。また、そのさま。
政談(1727頃)二「種々の故実を拵へ、物毎に高大に結構なる事を云掛れば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「高大」の読み・字形・画数・意味

【高大】こう(かう)だい

高く大きい。立派。〔易、升、象伝〕君子以てに順ひ、小を積みて以て高大なり。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android