巒気(読み)らんき

精選版 日本国語大辞典 「巒気」の意味・読み・例文・類語

らん‐き【巒気】

  1. 〘 名詞 〙 山特有のひえびえとして冷たい空気。山気
    1. [初出の実例]「彼女の眼は山にはいると、〈略〉巒気(ランキ)によって清められるといふのか」(出典山吹(1944)〈室生犀星一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android