巒気(読み)らんき

精選版 日本国語大辞典 「巒気」の意味・読み・例文・類語

らん‐き【巒気】

  1. 〘 名詞 〙 山特有のひえびえとして冷たい空気。山気
    1. [初出の実例]「彼女の眼は山にはいると、〈略〉巒気(ランキ)によって清められるといふのか」(出典山吹(1944)〈室生犀星一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む