デジタル大辞泉 「川並み」の意味・読み・例文・類語 かわ‐なみ〔かは‐〕【川並み】 川の流れ。川の流れのたたずまい。「山なみのよろしき国と―の立ち合ふ郷さとと」〈万・一〇五〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「川並み」の意味・読み・例文・類語 かわ‐なみかは‥【川並・川次】 〘 名詞 〙① 川の流れの様子。川のたたずまい。[初出の実例]「吉野の宮は たたなづく 青垣隠り 河次(かはなみ)の 清き河内そ」(出典:万葉集(8C後)六・九二三)② 木場で、筏(いかだ)を操作する人夫。川並鳶(かわなみとび)。[初出の実例]「参拾壱丁 ひくれ長六尺五寸〈略〉水谷九左衛門にわたし候へ共、不入由にて無御請取、于今川なみに御座候」(出典:慶長一九年濃州川なみ御材木改帳(1614))③ 「かわなみももひき(川並股引)」の略。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例