川原上町(読み)かわらかみちよう

日本歴史地名大系 「川原上町」の解説

川原上町
かわらかみちよう

[現在地名]高岡市川原本町かわらほんまち

中川原なかがわら町の北に続く両側町で、北は弐丁にちよう町。本町で、慶長年間(一五九六―一六一五)守山もりやま町から土器かわらけ町へ移住した商工人が火災に遭い、当地に移って開かれたと伝える(高岡史料)。時割は一時八歩八厘(不歩記)、明治六年(一八七三)には役地一千三三九坪五合(沽券調総計帳)。天明五年(一七八五)の家数四三(家数書上帳)。寛政一二年(一八〇〇)中川原町失火に類焼し、四五軒を焼失。文政四年(一八二一)の高岡大火では、馬借持一軒を含め全町四九軒を焼失。明治五年の家数五四(以上「高岡史料」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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