川崎遺跡群(読み)かわさきいせきぐん

日本歴史地名大系 「川崎遺跡群」の解説

川崎遺跡群
かわさきいせきぐん

[現在地名]上福岡市川崎

新河岸川に面する武蔵野台地上幅四〇〇メートルの舌状台地に、川崎貝塚・川崎遺跡・宅地添たくちぞえ遺跡・川崎横穴墓群などがある。標高八メートル。川崎遺跡は昭和四九年(一九七四)以来一四次の調査、宅地添遺跡は三回の調査を重ね、縄文時代前期花積下層から関山・黒浜式土器を伴う住居跡一五、縄文時代後期称名寺式土器を伴う柄鏡形住居跡一、古墳時代五領式土器を伴う住居跡一、同鬼高式土器を伴う住居跡五、奈良・平安時代の住居跡二八、中世以降の溝跡などが発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む