川村たかし(読み)かわむら たかし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村たかし」の解説

川村たかし かわむら-たかし

1931-2010 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
昭和6年11月8日生まれ。紀伊半島にいきる庶民の姿をかきつづけ,「山へいく牛」(昭和52年)で野間児童文芸賞。北海道開拓農民をえがいた長編新十津川物語」(52-62年)で産経児童出版文化賞など三つの賞をうけた。58年から平成6年まで梅花女子大教授。7年「天の太鼓」で日本児童文芸家協会賞。平成22年1月30日死去。78歳。奈良県出身。奈良学芸大卒。本名は隆。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android