川村智治郎(読み)カワムラ トシジロウ

20世紀日本人名事典 「川村智治郎」の解説

川村 智治郎
カワムラ トシジロウ

昭和期の生物学者 広島大学名誉教授



生年
明治39(1906)年3月7日

没年
平成15(2003)年1月27日

出身地
滋賀県

学歴〔年〕
広島文理大学生物学科〔昭和8年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
学士院賞〔昭和37年〕,勲二等瑞宝章〔昭和51年〕

経歴
昭和26年広島大学教授、41年理学部長、同年学長を務めた。44年退官し、名誉教授。クローン技術で使われる核移植を世界に先駆けて両生類研究動物界での最初の人工新種を作り出すなど“カエル博士”として親しまれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村智治郎」の解説

川村智治郎 かわむら-としじろう

1906-2003 昭和時代の生物学者。
明治39年3月7日生まれ。昭和26年広島大教授となり,41年学長。トノサマガエルの未受精卵をガラス針でさして発生させるなど,両生類の研究で知られる。37年学士院賞。平成15年1月27日死去。96歳。滋賀県出身。広島文理大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む