工手(読み)コウシュ

精選版 日本国語大辞典 「工手」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅ【工手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土木建設や、電気、機械などの工事に従事する人。工夫。
    1. [初出の実例]「造東大寺工手従七位下秦姓綱麻呂」(出典:続日本紀‐神護景雲三年(769)一一月壬午)
  3. 工場で働く人。
    1. [初出の実例]「模範工手の表彰をやるのである」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉六)
  4. 工芸技術をもつ人。
    1. [初出の実例]「例へば根付などを巧みに彫刻する工手は、印の鈕を彫り得るであらうと思ふ人もあらうが」(出典:春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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