左鐙村(読み)さぶみむら

日本歴史地名大系 「左鐙村」の解説

左鐙村
さぶみむら

[現在地名]日原町左鐙

たたみ村の南、吉賀よしが川上流の村。横道よこみち川が当地で吉賀川に合流する。日原村から吉賀川に沿って柿木かきのき(現柿木村)へ至る道(現国道一八七号)と、津和野から当地を経て匹見ひきみ(現匹見町)へ至る道が当地で交差する。集落はうえはら元郷もとごう広瀬ひろせ万瀬よろぜ新畑しんばた井谷いだん割左手わるさでむかう古家こやたん今立いまだち神野かんの青松あおまつ肱川ひじかわ平野ひらの古泓こぶけいちたに小郷こごうさこ大段おおだん金尾木かなおぎ平台ひらだい奥山おくやま古屋敷ふるやしきにある。慶長七年(一六〇二)の検地高八一石余(「亀井家領郷村高帳」日原町史)。寛永一四年(一六三七)の高一〇一石余、田九町四反・畑一三町八反余(「検地帳」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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