巨石文化(読み)キョセキブンカ

デジタル大辞泉 「巨石文化」の意味・読み・例文・類語

きょせき‐ぶんか〔‐ブンクワ〕【巨石文化】

巨石による構築物を特徴とする新石器時代文化鉄器時代に及ぶものもあり、メンヒルドルメンストーンサークルなどの遺跡が世界各地にみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「巨石文化」の意味・読み・例文・類語

きょせき‐ぶんか‥ブンクヮ【巨石文化】

  1. 〘 名詞 〙 ドルメン、メンヒル、ストーンサークルなど、巨大な岩石を使った構築物を特徴とする、新石器時代の文化。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の巨石文化の言及

【イギリス】より

…新石器時代から青銅器時代にかけて,地中海方面よりイベリア人,中欧方面よりベル・ビーカー人と呼ばれる人びとが移住し,大陸の文化をもたらした。巨石文化もその一つで,ストーンヘンジが代表的遺跡である。青銅器時代には気温はさらに上昇し,イギリス諸島はしだいに大陸から分離して,現在のような島になった。…

※「巨石文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android