差し囃す(読み)さしはやす

精選版 日本国語大辞典 「差し囃す」の意味・読み・例文・類語

さし‐はや・す【差囃】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 枝などをさして、はやしたてる。
    1. [初出の実例]「庭火たくかぐらのにはのいちじるく我さかきばのさしはやさなむ」(出典:相模集(1061頃か))
  3. ( 「さし」は接頭語 ) はやす。大勢ではやしたてて、舟などをこぐ。一説に、「さし」は舟のさおをさす意、「はやし」は「映やし」の意で、早く漕ぐ。
    1. [初出の実例]「君によりをちのはや船さしはやし風間も待たずこがれ来る哉」(出典:浜松中納言物語(11C中)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む