差支え(読み)サシツカエ

デジタル大辞泉 「差支え」の意味・読み・例文・類語

さし‐つかえ〔‐つかへ〕【差(し)支え】

都合の悪い事情。支障。差し障り。「差し支えがあって行けない」「日常生活には差し支えありません」
[類語]差し障り障り不都合支障

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精選版 日本国語大辞典 「差支え」の意味・読み・例文・類語

さし‐つかえ‥つかへ【差支】

  1. 〘 名詞 〙 さしつかえること。また、都合の悪い事柄。さしさわり。さまたげ。さしかまい。支障。障害。〔倭語類解(17C後‐18C初)〕
    1. [初出の実例]「さうぢゃと定めて其通りにすれば又一方にさしつかえがあり」(出典:古今集遠鏡(1793)六)

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