差入口(読み)さしいれぐち

精選版 日本国語大辞典 「差入口」の意味・読み・例文・類語

さしいれ‐ぐち【差入口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陰でこっそり言いつけること。
    1. [初出の実例]「黙って聞いてゐた葉子は、すぐ岡の差入れ口だと邪推して取った」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
  3. 刑務所などの囚人を入れる部屋で、食事などを差し入れる口。
    1. [初出の実例]「小さな差入口(サシイレクチ)に監房巡査がのぞいた」(出典真理の春(1930)〈細田民樹〉頭の上の街)
  4. 箱、収納具などについている、物を差し入れる口。
    1. [初出の実例]「郵便物の差入れ口に右手を突っこみ」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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