差加える(読み)サシクワエル

デジタル大辞泉 「差加える」の意味・読み・例文・類語

さし‐くわ・える〔‐くはへる〕【差(し)加える】

[動ア下一][文]さしくは・ふ[ハ下二]あとから加える。付け加える。「会則に一項を―・える」

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精選版 日本国語大辞典 「差加える」の意味・読み・例文・類語

さし‐くわ・える‥くはへる【差加】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]さしくは・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 「さし」は接頭語。室町ごろからヤ行にも活用した ) あとから加える。つけ加える。つけ添える。つけ足す。
    1. [初出の実例]「ニンジュヲ saxicuuayuru(サシクワユル)」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「エエー御講釈と御講釈の間へ、落語を一席づつ差加へまして、御機嫌に供へます」(出典:落語・八卦(1896)〈四代目橘家円喬〉)

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