差回し(読み)サシマワシ

デジタル大辞泉 「差回し」の意味・読み・例文・類語

さし‐まわし〔‐まはし〕【差(し)回し/指(し)回し】

ある場所に行かせること。さしむけること。「政府差し回しの特別機」
(指し回し)将棋で、技術としての指し方のこと。また、指し手の流れのこと。「巧みな指し回しで勝利する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差回し」の意味・読み・例文・類語

さし‐まわし‥まはし【差回・指回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さしまわすこと。さし向けること。
    1. [初出の実例]「此処にて宮内省差廻しの馬車に上れり」(出典:東京朝日新聞‐明治三八年(1905)一〇月二三日)
  3. ( 指回 ) 能楽舞踊などの舞の型。右手を前へさし出してから水平に右の方へまわすこと。この時、顔も同じ方向を見回す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android