差油(読み)サシアブラ

デジタル大辞泉 「差油」の意味・読み・例文・類語

さし‐あぶら【差(し)油】

機械に油を差すこと。また、その油。
油皿灯油をつぎ足すこと。また、その油。
「ところどころの―ども」〈紫式部日記

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関連語 名詞 打敷 実例

精選版 日本国語大辞典 「差油」の意味・読み・例文・類語

さし‐あぶら【差油】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 油皿に灯油を注ぎ足すこと。また、その灯油。
    1. [初出の実例]「さしあぶらするに、燈台の打敷(うちしき)をふみて立てるに」(出典枕草子(10C終)一〇八)
  3. 機械に油をさすこと。また、その機械油

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