デジタル大辞泉
「差越える」の意味・読み・例文・類語
さし‐こ・える【差(し)越える】
[動ア下一][文]さしこ・ゆ[ヤ下二]順序を飛ばして行う。特に、目上の人などをさしおいて物事を行う。「先輩を―・えて場を取り仕切る」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さし‐こ・える【差越】
- 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙
[ 文語形 ]さしこ・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 ) - ① 越える。山、坂など高い物の上を過ぎてゆく。
- [初出の実例]「まつ山のさしこえてしもあらじ世を我によそへてさわぐ波かな」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
- ② 順序をふみこえる。人をさしおいて先に出る。でしゃばる。さし出る。さしこす。
- [初出の実例]「今参りのさしこえて、物知り顔に教へやうなる事云ひうしろみたることいとにくし」(出典:枕草子(10C終)二八)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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