巾着貝(読み)キンチャクガイ

デジタル大辞泉 「巾着貝」の意味・読み・例文・類語

きんちゃく‐がい〔‐がひ〕【巾着貝】

イタヤガイ科の二枚貝浅海の砂底にすむ。殻高4センチくらい。殻は紫赤色で、三角状円形をし、3~5本の太い放射状のろくがあり、巾着に似る。相模湾以南に分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巾着貝」の意味・読み・例文・類語

きんちゃく‐がい‥がひ【巾着貝】

  1. 〘 名詞 〙 イタヤガイ科の二枚貝。房総半島以南の潮下帯から水深五〇メートルぐらいの砂礫底にすむ。殻高約五センチメートル。殻は厚く、表に太くて低い三~五本の放射肋があり、形がきんちゃくに似る。色は白、橙、紅褐色、濃紫黒色など変化に富む。貝細工に用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「巾着貝」の解説

巾着貝 (キンチャクガイ)

学名Decatopecten striatus
動物。イタヤガイ科の二枚貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android