市下城跡(読み)いちしたじようあと

日本歴史地名大系 「市下城跡」の解説

市下城跡
いちしたじようあと

[現在地名]白水村両併 城山

二本松(にほんまつ)集落の南西約八〇〇メートル、城(じよう)が岳の山頂で、標高約七五〇メートル。山頂から東方へ約二〇メートル降りた所に三角形の平坦地があり、城跡の北側麓一帯に古陣(こじん)・陣内(じんない)・宮園(みやぞの)・御櫃(おひつ)・御所園(ごしよえん)・蓬来園(ほうらいぞの)などの地名が残る。「南郷事蹟考」によると「天正ノ頃ニハ阿蘇殿家臣市下大和守在城ス落城ハ天正十四年ニ高森ト同時ニ薩州島津ノ家臣鎌田刑部景政ト云者三千五百余騎ニテ攻寄」せられ落城したとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 二本松 御櫃 ジン