デジタル大辞泉 「市中感染」の意味・読み・例文・類語 しちゅう‐かんせん【市中感染】 1 病院などの医療機関に立ち入らず日常生活を送っている人が、感染症にかかること。→院内感染2 感染症の集団感染のうち、感染経路が特定できないものをいう。感染しても軽症や無症状の人が、気づかずに周囲の人に広げてしまうことで起こる。→クラスター感染 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「市中感染」の解説 市中感染 病院内で体内に摂取された微生物によって引き起こされる感染症である「院内感染」と対をなす言葉で、病院外で摂取された微生物によって発症した感染症を指す用語。社会生活をしている健康人に起こる感染症で、多くは体外から侵入した病原体により発症する「外因性感染症」である。厚生労働省は2020年2月17日、新型コロナウイルスに関して「市中感染」を防ぎ、感染拡大を食い止めるため、医療機関受診の目安を公表した。 (2020-2-18) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報