市場陣屋跡(読み)いちばじんやあと

日本歴史地名大系 「市場陣屋跡」の解説

市場陣屋跡
いちばじんやあと

[現在地名]君津市清和市場 田中

旗本曾根氏の陣屋跡。鹿野(かのう)山支脈の麓、高燥で平坦な場所に設けられ、明治維新後廃された(君津郡誌)。曾根氏は知行高六〇〇石の旗本で、吉次の代の寛永一八年(一六四一)二千四〇〇石を加増されて三千石になり、当地に陣屋を設けた。曾根氏の代官職は根岸家が代々世襲し、小糸(こいと)川上流域二〇村を支配した。代官職の服務は年貢徴収・農政業務・会所業務・治安強化(軽犯罪)・民政撫育など広範多岐にわたっていた(清和村誌)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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