市店(読み)してん

精選版 日本国語大辞典 「市店」の意味・読み・例文・類語

し‐てん【市店・市廛】

  1. 〘 名詞 〙 まちなか。また、まちなかの家、または店。
    1. [初出の実例]「罷市廛、開塞南門」(出典:続日本紀‐慶雲二年(705)六月丙子)
    2. 「既に六十年(むそぢ)のはじめなり。市店を山居にかへて、楽むところ筆をはなたず」(出典:俳諧・句兄弟(1694)東順の伝)
    3. [その他の文献]〔神仙伝‐巻二・李八百〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「市店」の読み・字形・画数・意味

【市店】してん

市の店。

字通「市」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android