市戎町(読み)いちえびすちよう

日本歴史地名大系 「市戎町」の解説

市戎町
いちえびすちよう

[現在地名]堺市材木ざいもくひがし二―三丁

北中之きたなかの町の東にあり、大工町だいくちよう筋を挟む両側十間じゆつけん筋に西面する部分。町名は町内に創建された市戎社に由来。弘法大師勧請と伝える石の戎像を祀り、門前では市も開催されたというが、貞享元年(一六八四)の「堺鑑」に「時移、事去ヌレバ其義ヲ知ル人モ希ニシテ、今ハ民屋ノ軒端ニ纔ニ星相ヲ経」とあるように、江戸前期には退転していた。元禄二年(一六八九)堺大絵図に「市戎町」とあり、竹屋たけや町の異称もあった(申唱之町名「堺市史」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む