デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市村若太夫」の解説 市村若太夫(2代) いちむら-わかだゆう ?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。8代市村羽左衛門の弟。広瀬式部太夫の門下。はじめ歌舞伎の子役,若衆方をつとめる。享保(きょうほう)5年(1720)ごろから江戸市村座でかたり,名手といわれた。元文5年(1740)には音曲師もつとめた。名は国治(くにはる)。通称は茂兵衛,善三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例